Close
English
English
Youtube

Yoga Tree -  ヨガツリー  -

- ヨガツリー -
Contact
Youtube
ヨガ教室検索はYOGA ROOM
David BRISSON
Yoga Worksのイメージビデオに、Yoga Treeのインストラクター古場久美子さんと生徒の吉川聡子さんが登場しています。

Blog

アサナにおけるアラインメント : その2
2015.07.11 - BLOG

ハタ ヨガの練習におけるアラインメントについての連載、第2回になります。アライメントの目的やそれらをどのように練習すべきか、多くの方から質問をいただきます。この連載がそれらの質問に対する答えとなり、皆さんの練習意欲をさらに高めることになれば嬉しいです。

アラインメント=アサナではない
生徒の中は、正確なアライメントとディテールへの注意に限りない魅力を感じる方がいらっしゃいます。他の生徒にとっては、細かなことに焦点を当てることが練習の妨げになるようです。アラインメントは個人的に必要だと考えます。アラインメントは怪我を防ぎ、継続的に練習を続けることを可能にします。ですが広く考えれば、アラインメントはアサナの練習において一つの些細なことにしかすぎません。
アイアンガー・ヨガの講師であるガブリエラ ジュビラロ先生が、アラインメントについて賢明な表現をした事があります。「アラインメントはアサナではない。アサナにおけるアクション(身体への働きかけ)の前提条件である。」言い換えれば、スターティング ポイントなのです。彼女のことばを理解する為には、アクションとアラインメントの違いについて考える必要があります。

アクション(身体への働きかけ) とアラインメント
アラインメントは、自分のアサナの練習が “どこ” にあるのかを考える基準と思ってください。両足の位置関係。力強い脚の上で快適にサポートされる腰。安定した背骨から生まれる伸び。肩の可動域を最大限に発揮できる体全体の中での位置。そして最適なバランスと首や上背部の痛みを回避するための頭の位置。すべての位置関係を確認するツールです。
アクションは、自分のアサナを “どのように” 行うかを考える基準と思ってください。ポーズを練習する上で必要な筋肉の収縮とリラクゼーションおよびエネルギーの調整を含みます。トリコナーサナにおいては、前脚を外に開き、腕を横に広げて、右手を脚に添えるというインストラクションがあります。しかしそれは、そのポーズの形をつくることにしかすぎません。ポーズを安定させるために脚をしっかりと働かせ、微調整を繰り返しながら胴体の伸展と回旋をつづけながら上半身は背骨の自由を生むための働きをするなど、様々なアクションを行って私たちは初めてアサナの本質を発見します。
アラインメントとアクションは互いに補い合います。正しいアラインメントはポーズの安定とバランスのとれた土台をつくり、知的に行われたアクションはポーズを深めます。

ヨーガ スートラの教えを実践する
もしアラインメントとアクションを同時に行う事が複雑に思えるようであれば、もっとシンプルに考えてみましょう。すでに耳にした事があると思いますが、ヨガのポーズは安定して(sthira) そして快適 (sukha) でなければならない。これは最も引用されている、パタンジャリのヨーガ スートラにある、sthira-sukham asanam (2.46) という一節です。私が参考にしているヨーガ スートラの翻訳には「正しい アラインメント(アサナ) は安定感とゆとりを伴っている」とあります。言い換えれば、正しいアラインメントが取れた身体には快適さと安定が相伴い、それは私達がヨガを通して探求しつづける「冴えた気づき」の状態へ導く必須条件でもあります。

考える事を減らし、もっと感じる
クラスでアクションとアラインメントの関係性について説明していたときに、「これからはアラインメントもアクションも両方考えなくてはいけないんですか!?」と一人の生徒が不満そうに言いました。そういうことではなく、実際は何も考えない方が良いのです。マインドが空の状態の方が、練習のあり方をより良い観点から導いてくれます。細かいアラインメントや行うべきアクションのことばかり考えていると、ヨガの楽しさがだんだん失われてしまいます。それよりも、ポーズにおいてどのような調整を行うと快適さが生まれ、その快適さを感じられているかということに焦点を当てます。まずはアクションにおいてインストラクターが使う表現:足を根付かせる、膝を引き上げる、などは覚えておき、それから静かなマインドを養いさらに聴いて感じられる状態を整えます。確実に言えることは一つ。普段の散漫なマインドは、細かいアラインメントへの執着以上に気が散るということです。

Year
Month