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David BRISSON
Yoga Worksのイメージビデオに、Yoga Treeのインストラクター古場久美子さんと生徒の吉川聡子さんが登場しています。

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アサナにおけるアラインメント:その1
2015.03.02 - BLOG

ハタ・ヨガの練習におけるアラインメントについて今後ブログの連載をはじめすが、この記事が初回にあたります。アラインメントの目的やそれらをどのように練習すべきかと、生徒さんによく質問をいただきます。このブログがその質問への答えとさらなる質問につながることを願います。

いろんなヨガのクラスを受けていると、何百というアラインメントのインストラクションを耳にし、多くのインストラクションがお互いに矛盾しあうことが判明すると思います。例えば、ヴィンヤサのクラスでは足を腰幅に開いてタダーサナで立つように言われたり、同じポーズでアイアンガー・ヨガのクラスでは親指と踵の内側を中心で合わせるように言われると思います。他のクラスではその中間をとって、親指どうしをつけて、踵はお互いに離しても良いという言われたりします。

いったいどのインストラクションが正しいのでしょう?そもそも、重要なことなのでしょうか?

その答えは、個々のカラダと練習の目的によって異なります。そして、アラインメントはもちろん重要なことです。

アラインメントはそもそもなぜ教えられているのか?

アラインメントはまずヨガの練習によって起こりうる「ケガを防ぐ」という合理的な目的があります。立位のポーズで足元のアラインメントを整えるだけで、背筋が自然に伸びて緊張や痛みなどを防いだり、緩和します。また、膝や股関節の正しいアラインメントは、ポーズに入ったときに靭帯に余計な力や圧がかかるのを防ぎます。それから、ダウンドッグのポーズで腕のアラインメントを整えると、体重を均等に分散し肩の故障を防ぎます。アラインメントのインストラクションは果てしなくあります。

カラダを健やかなアラインメントで整えるにはたくさんのアプローチがあると思っています。例を一つ上げましょう。私が尊敬する一人のインストラクターは立位のポーズで「両足の踵を一直線上に並べるように」と教えます。その一方、私が尊敬するもう一人のインストラクターは「踵と土踏まずを一直線上に並べるように」と教えます。でも、どちらのインストラクターが正しくて、どちらが正しくないかとは考えません。異なるアプローチでアサナを教えているだけです。

私は一つの決まった教え方や考え方に固執することが嫌いなので、他の可能性を見ようとしない特定の規則やメソッドを避けるようにしています。それに人のカラダはそれぞれ違います。一つの決まったインストラクションが必ずしも全員に有効だとは思いません。ただし、アサナの練習においてカラダのアラインメントに意識を向けると必ず成果につながると信じています。

結局、すべては意識ということ?

アラインメントを用いてアサナを練習することで、より早く成果につながり怪我の予防にもなりますが、より深い意味合いがあります。それは、意識を高めるということです。ヨガにおいて意識は練習をさらに深めていくための扉なのです。

「両足の踵」あるいは「踵と土踏まず」のどちらかを一直線上に並べてみてください。または、踵をお互いにつけたり、離したりしてタダーサナで立ってみてください。肩を骨盤の上に重ねたり、頭蓋骨の底を骨盤底の上に重ねたり…。様々なアラインメントのアプローチを自分のカラダでぜひ体感してみてください。それらに意識を向けるだけで立派なヨガのプラクティスになります。

アラインメントのことを考えずに、とにかく体を動かしたい!という声もあります。

実は、私もそう思います。今やっていることに執着してしまって、その過程で得られる感覚を見失いがちになります。アサナを練習する際は、その時の体感と開放感を味わうことも重要なことです。だからと言って、マインドはそっちのけで呼吸とBGMに乗ってただ単にカラダを動かせば良いという訳でもありません。

どんな運動もテクニックが必要です。武術から水泳、サイクリング、ダンスまで。すべてに基礎となるテクニックがあり、ヨガも同じです。ヨガにおけるテクニックというのは、カラダの正しいアラインメント。練習を積み重ねれば次第に身に付き、考えなくても体感で確認できるようになってきます。

アラインメントは果たしてどれだけ重要なのでしょう?

それは私や他人があなたのために答えることではありません。一つ言えるとすれば、アサナでアラインメントをより敏感に感じられるようになると、意識が研ぎ澄ませるようになります。初めて、そこからヨガがはじまります。

次回のブログでは、アサナにおけるアラインメント・動作・アクションの関連性について書きます。

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